A

DIVOC-12のAのレビュー・感想・評価

DIVOC-12(2021年製作の映画)
3.4
コロナウイルスに関連するオムニバスかと思いきや全然違った。テーマもジャンルも様々な12作品が次々と流れて、カタログを見ているようだった。

個人的に好きだったのはこの4作。

「死霊軍団 怒りのDIY」中元雄
清野菜々天才!!この短さでここまでアクション盛り込んだのすごい。とんでもな展開も面白かった。タイトルやテロップがポップな色とフォントでかわいかった。

「タイクーン」林田浩川
もっと長尺でみたくなった。日本の中華料理店で働きながら、日本語を学ぶ中華系の青年の話。ウォンカーウァイを思い出すライティングと映像美が好みだった。しれっと登場した窪塚氏。途中まで気づかんやった。「地球人だなぁ?ならオーケー」とか「遅かったり早かったり正確な時間をさしてた試しがないなぁ。まあ俺も時間を守れない方だから」とか脚本窪塚?って感じだった。(ジ・エキストリームスキヤキの伝説の会見参照)「最後の一ついただきまーす」もよかったなぁ。

「ユメミの半生」上田慎一郎
この短い上映時間に一番フィットしてたと思う。監督の映画愛炸裂って感じ。戦前からブルースリー、スターウォーズあたりまでの映画史総ざらいで面白かった。白黒とかクラシカルなスタイルが合う俳優をキャスティングしたのかな。そこもよかった。

「魔女のニーナ」ふくだみゆき
日本版「魔法にかけられて」という感じ。
軽トラの上とか畑とかザ日本な風景でディズニープリンセスしてるのが面白かった。安藤ニコちゃん可愛い。


「YEN」がお目当てだったけどハマれず。上映時間短いから仕方ないにしても全てが唐突。とにもかくにもKEEさんが1YENの訳ないじゃろ!

「ココ」はストーリーの不快指数がたかかった。ストーリーに品行方正求めても仕方ないことだけど。
A

A