字幕版
医療にはお金がかかる。だから、治療をせずに予防に集中しろ、という人達は患者をただの数としか見ない。
だが、現場の医師は一人の患者が複数人いて、その数を形作っていることを知っているからこそ戦い続けることが出来るのだろう。
それに、貧困国でお金がかかる医療の大半は医療技術に対しての費用ではなく、薬価なのだから、そこに対応すれば良いだけである。日本のように医療保険点数制度がなければ、医療技術に対する公的な対価等存在しないのだから、人件費として対処することが出来るし。
SDGsと昨今流行りのように言われているが、貧困国に対する公平さや平等という社会正義を意識して生活していくのがある程度の生活が送れている人にとっては重要なことになるのだろう。