料理をしてたら誰もが一度は想像してしまう、指切っちゃったらどうしよう…なシーンが序盤からありまして。
指チョンパなだけならヤクザ映画でも見られますけれども、そこからきっちり料理に使うサイズに刻んでいくのが、あんまり見ない演出だなぁと思いました。
終始ほの暗いシーンが続くもんですから、しばらく何も起こらなそう…と思いきや、一週間ずっと矢継ぎ早に怪異が起こり続けるので全く退屈しない。
怪異の感じも、いわゆるエクソシスト的に人間に悪魔が取り憑いてしゃがれた声で喚き散らす、みたいなのはなく、ところどころJホラー的な演出が混じってるような感じで好みでした。
週の終わりあたりになると、
家に入ったんだよなぁ？ 死ね！ ってばりに殺意がほとばしり、たとえ何処にいようがどうしようもない感じが恐ろしかったですね。
お母さんが言ってる通り帰ってたとしても…だったんだなぁと。
手堅いホラーで面白かったです。
