カカオ

血とダイヤモンドのカカオのレビュー・感想・評価

血とダイヤモンド(1964年製作の映画)
3.7
ダイヤモンドを巡って争う。
神戸の長い一夜。

ダイヤモンドが人の心を狂わせる。


先ず脚本が面白い。
先の展開が気になり、
そして予想を裏切られる。

更にはキャストも良い。
若かりし宝田明、
若かりし石立鉄男、
小悪魔的存在の水野久美、
名脇役のイメージの佐藤允がメインの役回り、
そして名優の志村喬

また音楽も良い、
ギターの旋律とジャズのBGMなどの挿入歌も設定にマッチしておりグッド。




裏切り、
誤算、
急展開しっぱなしの二転三転。


長い夜が明ける頃、
結末がハッキリする。



とても良き作品でした。
そう、この作品はこれでとても良かったのですが、タランティーノのリメイクも見たいように思える作品だ。
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