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サムジンカンパニー1995のsnowのレビュー・感想・評価

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)
4.0
1995年が背景、グローバル化が合言葉みたいな時代
高卒女子三人が勤めている大企業、
会社の危機のために奮闘する。

あからさまに学歴で差別をされている女子社員、妊娠=退職が当たり前な時代
実務能力に長けていても任される仕事は
コーヒーいれ、靴磨き、
おっさん達の世話も仕事のうちで、
でも文句言わずにがんばりながら
グローバルバンザイみたいな変な押せ押せムードでM&A 会社買収落とし穴に気づき
会社危機を救えるか?!

立場が下だろうがなんだろうが
悪いことは悪いといい、方策をあれやこれや挫折もしながらやってみる彼女達は
めちゃかっこよい👍

「監督さまインタビュー記事」より
実際に起きた環境汚染事件をモチーフ。
最初は1997年の通貨危機を意識していませんでした。しかし作っていくうちに意識せざるを得なくなったのです。
IMFによる韓国救済ですべてが完全に壊れたと思われがちです。映画を見終わったとき、「主人公たちは2年後に解雇されるのではないか」という心配を持たれるかもしれません。
確かに韓国は通貨危機によって辛い経験をしましたが、それを乗り越えていった人たちもいました。主人公たちが勝利する姿を描くことで、通貨危機になっても彼女たちならまた立ち上がれるだろうと想像してもらえるのではないかと考えました。


コメディ要素もありつつ
韓国作品っていつでもどこでもだれもがスマホ必須お約束だから
外出先は公衆電話設定もが笑えた~

コ・アソン、イ・ソム好きだった。
元気もらえる系ムービー👏
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