しまけいた

ドライブ・マイ・カーのしまけいたのネタバレレビュー・内容・結末

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

僕の心の中にある村上春樹成分が蒸発し切ってい梶原一騎成分だけ残ってしまったため乗り切れなかったがラストの演劇シーンには思わず号泣してしまった。あそこのために延々と長い間フリ続けることができるのは才能という意外ないし、こういう才能を見せつけられるために映画を見ているまである。そして撮りづらい日本の道路をよく扱い切れまくっている。北海道でも瀬戸内でも東京でも韓国でも同じように扱っているのは敬服してしまう。どうとでも捉える、しかも捉えやすく作っているラストの韓国も素晴らしい。生きすぎた個人主義への警告としてのドライブマイカーってタイトルも最高
他にも言いたいことは沢山あるが衣装は上手にやろうとしすぎだと思った。三浦透子役がそうなんだけども。