追記：
まさか、そんな快挙になるとは…
そもそも、春樹作品の魅力って
実写映像では伝わり辛いのかも…と
思います。ハルキストなので。
SNSで見たけど、やっぱり「ワーニャおじ」「ゴドー」は必履修だったっぽい…
それが故の脚色
***
映画民にすこぶる評判がいいので
観てきました。満席！
寡聞にして「ゴドー」も「ワーニャ伯父さん」も
詳細を存じ上げないので
戯曲と原作を上手く絡めた
「見事な脚本」というのがイマイチ分からず。残念。
淡々と丁寧に進むので
何度か記憶を失っていました…。
何かが解決してスッキリする訳でもなく
特に理由のない（ない事はないけど）
暴力がブッ込まれたり、そのわりに全体として
「ゆっくりと再生してゆくんだな」という
微かな希望を感じつつ、ボンヤリ終わる…
という、見事にハルキ的な読後感。
音さん、怖くない？
てか、ハルキが描く女性って、
たいてい「母性」が奪われていて、なんか怖い。
