村上春樹色がすごい出ていて、まるで小説を読んだかのような…読後感。
必要以上のセリフや説明的なシーンもなく、テキストを映像化すると、普通になっちゃいそうな大事なニュアンスが演出されているのではと思いました。
原作読んでないんですけど。
村上春樹さんは長編小説ばかり読んでましたが、こちらも読んで2度味わいます。
ストーリーとしても、演劇が多言語で役者がお互いの言葉を直接理解しないまま心で演技をしていく軸と、亡き人を理解し受け入れていこうとする心情がリンクしていくのが気持ちよく、大きな展開はないけど絵の美しさもありあっという間の3時間でした。