アカデミー賞なんかよりもロケ地に縁があったので気になってた映画。通りかかって寄ったあの場所で西島秀俊さんの役の人と同じことしてたよ私、ってなった。知ってる道も結構出てきた。
村上春樹苦手だからかな、そうなると思ってたけど、やっぱりこの結論のためにこんな面倒くさく悩んじゃうんだ、って思ってしまったのでやっぱりnot for me感はあるかも。でも、ここまで追い詰められないと気付かない、ってのは確かにリアルでもある。あと、個人的にロケ地とも関係なくピンポイントで「うわーこの固有名詞出てきたーまじかー」っていちいち現実に引き戻されてしまったのでそこも入り込めないポイントではあった。
ただ、三浦透子さんの存在感はひたすら「すごい」って思ってしまったし、他の役者さんも役者さんのすごさとか業とか感じずにはいられなかった、上手く表現できないんだけど。