このレビューはネタバレを含みます
「僕は正しく傷付くべきだった」
これはわりと人生の金言になりそうなまである。
その言葉に全てが詰まってた。
西島とドライバーが探り探りに互いの距離を縮めていく様子、バーの場面も含めて岡田将生と音について話す場面も見どころだった。岡田についてはある種のマウンティングもあるのかなぁ。気色悪さすらあった。
岡田はなんでこんなダメ男役が多いんだろう。「倫理観が無いヤツは何をやっても、どこに行ってもダメ」っていう典型的なモデル。
どうして最後は韓国だったのか。そこだけはちょっと引っかかる。
ストーリーはかなり好き。それでも、やっぱり長え。だからこそラスト、主人公のたどり着いた答えが引き立つのだろうけど…。心は余裕でも、体はしんどい。身動きの取れない映画館で肩、腰、尻がグラビティーに負けそうだった。