ドライブ・マイ・カーの社員マスカットのレビュー・感想・評価

「女のいない男たち」の、男たちのミソジニーさが映画ではウォッシュされていて感動した。と同時に、たぶん自分はそれも含めた禍々しさが好きだったんだなあと再確認する。
というか原作よりもワーニャ伯父さんとゴドーを待ちながらを読んだり観たりした方がたぶん映画への理解深まる気がする。ゴドー繋がりで思い出したけど、本作とアプローズアプローズの劇中劇や劇中劇に向けた練習過程が好きだったのは、創作物の中にある創作が自分の好きなモチーフだからかもしれない。