ドンチャック

ドライブ・マイ・カーのドンチャックのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
4.0
動画配信で映画「ドライブ・マイ・カー」を見た。

劇場公開日:2021年8月20日

2021年製作/179分/PG12/日本
配給:ビターズ・エンド

西島秀俊
三浦透子
岡田将生
霧島れいか
袁子芸

村上春樹の原作。
個人的には村上春樹は官能小説家だと思っている。

西島秀俊は俳優・舞台演出家。
妻(霧島れいか)と二人暮らし。

愛車は赤いSAAB 900Turbo
1978年から1993年まで製造された2代目のモデルだ。
SAABというブランドは2016年に消滅してしまった。

西島秀俊はある日、海外出張で家を出たが、
旅客機が欠航になって自宅に戻る。
そこで妻が不貞行為をしている現場を目撃した。

西島秀俊は何も見なかったようにその場所を離れた。

「なんで妻を詰問しないんだ?」
そう思った。

その答えは終盤で西島秀俊の口から語られる。

別の日、西島秀俊が自宅に帰ると妻は急死していた。

2年後、西島秀俊は国際演劇祭へ呼ばれる。
キャストは運転してはいけないというルールがあった。

運転手が雇われていた。
運転手は三浦透子。
ロマンスドール(2020年)と言う映画では
高橋一生と一夜を共にするOLの役だった。

三浦透子は運転が抜群に上手かった。
なぜ運転が上手いのかは劇中で語られる。

広島での舞台のキャストの一人には岡田将生が選ばれていた。
岡田将生は妻と不貞していたかもしれない人物だった。

その男をなぜ西島秀俊は選んだのだろうか?

岡田将生は舞台稽古期間中に事件を起こし逮捕されてしまう。

公演は中止にしなければいけないかもしれない。

「少し考える時間をください」

西島秀俊は三浦透子の運転するSAAB 900で北海道に向かった。
そこは三浦透子の生まれ故郷だった。

「普通、北海道に行くか?広島から、自家用車で!」

そう思った。

雪道をチェーンもつけずに走る。

「スタッドレスタイヤやったんか!」

そこでまたつっこんだ。

ラストシーンでSAAB 900は韓国の街にあった。
韓国のナンバープレートを付けて。
三浦透子が韓国の食料品店で買物をしている。
なぜそうなのか、説明はなかった。

謎を残したまま終劇となる。

納得いかないストーリーだが見応えはあった。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

おまけとして
一分で分かるノルウェイの森のあらすじコピペ
を貼っておく。

親友が突然自殺したお。
そいつの彼女(直子)が残ったので、
ノリで性交しておいたお。
でも直子はメンヘルで施設に入ったお。
よく分からないけど、直子は大事な女性だお。
とりあえず大学に入ったので、ナンパ゚して性交しまくったお。
好きでもない女と性交するのってむなしいお。
大学で、ミドリって言うへんな女と知り合ったお。
俺には直子がいるし、ミドリにも彼氏がいるので性交はしないお。
時々、直子の施設に行って手コキとか口荒淫してもらってるから満足お。
そしたら、突然に直子が自殺したお。
悲しいから旅に出るお。
帰ってきたら、直子の世話係の既知外ババアが俺んちに来たお。
とりあえず、性交したお。
そーしたら、何もかもふっきれたお。
もう、必死にミドリと性交しにいくお。
ミドリ「落ち着け猿」
終わり