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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期のadeamのレビュー・感想・評価

2.0
映画史に残る名作マフィア映画シリーズの3作目にして、前2作の後日譚としてコッポラが制作した最終章の再編集版。
年老いて病に苦しむマイケル・コルレオーネがビジネスを合法化しようと奔走するも、後継者問題から抗争に火が付いてしまう物語です。
単体でのストーリーというより過去作の余韻を楽しむエピローグを意図された作品なので当然ではあるのですが、事前インプットありきのシーンも多く、シリーズに思い入れが薄いゆえに入り込めませんでした。
評価の高いラスト30分はコッポラの本領発揮で確かに見事なカットバックでしたが、500分に及ぶ長旅を心から共にして始めて染みる結末なのだろうと思いました。
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