トールキン

浜の朝日の嘘つきどもとのトールキンのレビュー・感想・評価

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)
3.8
先日見た「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」同様、映画館を舞台にした作品というのはどの作品でも単純に胸が熱くなる。(毎回同じこと言ってるけど笑) 今作ではさらに人情話も相まってとてもほっこりとした気持ちにさせてくれた。

サブスクの普及によって家で気軽に色んな映画が見られる昨今で、それはそれで便利で否定する気はもちろん無いが、映画館という場所が単に映画を見る場所、だけじゃなくて誰かにとっての特別な場所であってほしいと思う。これまでも、そしてこれからも。一人でも多くの人にそんな風に思ってくれたらな、と個人的な願望や熱望も含まれてるけど、そうであってほしいと強く思える。
あと、これも個人的に思うことだけど、映画館という真っ暗な空間で約2時間色んな感情や気持ちを沸き起こさせてくれる、そんな非日常を味わえる。そして見知らぬ赤の他人とそれを共有できる。これってすごい特別なことだよなあと常々思える。この気持ちはずっと持ち続けたいなあとも改めて思えた。

大久保さんがバラエティとかで見る大久保さんそのもので自然体な感じが良かった。高畑充希さんとの掛け合いもコメディチックで笑えるくらい面白かった。
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