いくら愛するパートナーの為とは言え、こんな状況しんどすぎるわ、帰りてェーって思いながらずっと観てました(笑)キラキラしたダサい邦題に反して（言っちゃった）コメディ要素は少なく真摯な作品。
そもそもはクィアの人たちがカムアウト、もっと言えばそれにより周囲の許しや理解を得ないといけない、というのが違うわけだけども、でもそういう社会を目指すには、まずは安心してカムアウトできるようにしないといけないよな、と改めて思う。マジョリティ側が自分たちが負わずに済んでいるものを知らないといけない。だからこういう題材の作品は一つでも多くあった方がいいし、とっつきやすいのも大事。これは一方で「完璧」に固執しすぎた家族が、互いにそれぞれの苦しみに気付き絆を結び直す話でもあるから、その点で多くの人が共感できるはず。エンディングが良かったな。
