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デイ・オブ・ザ・ロードのpongo007のレビュー・感想・評価

デイ・オブ・ザ・ロード(2020年製作の映画)
3.3
 暴力系悪魔払い!

 
 金曜日

 知り合いのセバスチャンが、メネンデス神父の元に相談に訪れます。娘に悪魔が憑依した。猫の頭部を切断して殺した。悪魔払いしてほしい、と。アルコール依存症気味で、神父として機能していないメネンデス神父は断ります。

 
 土曜日

 セバスチャンが娘のラケルをメネンデス神父の家に連れてきます。どうにか、悪魔を追い払ってほしい。メネンデス神父はどういうわけか、ラケルを見て引き受け、家に招き入れます。


 日曜日

 主イエス・キリストの日。悪魔払いにふさわしい。メネンデス神父が動きます。セバスチャンを呼び、二人で悪魔払い。その方法が常識はずれで荒っぽい!

 ラケルを椅子に縛り付け、悪魔に語りかけます。お前の名前は聞かない。出ていかなければ、そっちの方が苦痛で出ていきたくなるが、そうなったときには、出ていかせずに苦しめつづけてやる。

 そして始まるエクソシズモが、常識破り。ラケルを殴る!殴る!殴る!踏んづける!生爪を剥ぐ!剥ぐ!もう、悪魔とか関係ない!暴力は麻薬だ!暴力は正義だ!暴力の限りを尽くせ!

 ちょっと普通の悪魔払いものとは違います。ほかの神父はまず、悪魔に自分の名前をいわせますが、メネンデス神父は問答無用。名前も聞かず、とにかく痛めつけます。

 信心深い国民性のメキシコならではの、力業エクソシズモ!悪魔も退散です!悪くない!

 最後にメネンデス・パート1のクレジット!続くのか?メネンデス、また暴力ふるうのか!
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