このレビューはネタバレを含みます
友人の結婚式に向かうために友人の運転するセスナ機に搭乗するが元彼も同じ機に乗ることになる。だが飛行中にパイロットが心臓発作を起こし墜落の危機に見舞われる。
あり得ない邦題で気になってはいたが敬遠もしていた作品。だが、思っているよりもシリアスな内容だったしそこまで悪くはない。
物語の8割はセスナ機での出来事だが、暴風雨の中の運転、計器類の故障や燃料不足問題、アルコールを燃料代わりにする場面など二転三転止め処なく見せ場が詰まっている。ツッコミどころ満載ではあったが飽きさせない工夫が伝わった。そして360度海上のシーンは中々絶望感満載。
一難去ってまた一難を体現するストーリーで最後のサメを示唆するシーンが出てきた時にはこの話はどう着地点に持っていくんだ！？と思ったがそこはスルーだったのね。笑
結局半分墜落のような形だが、たまたま船が通りかかって救出されるというご都合主義満載の終わり方。
B級映画の真髄を観た様な感じ。
個人的評価:良作
