Kuni

ボブという名の猫2 幸せのギフトのKuniのレビュー・感想・評価

3.8
珍しく私の観たい映画を夫も付き合ってくれて、一緒に映画館で鑑賞。

前作は家族問題などシリアスでハラハラしたけれども、今作は穏やかな気持ちで観れる実話のストーリー。

ボブ(猫)との暮らしで作家への道が開けたジェームズ。ある帰り、警察官に取り押さえられた路上ミュージシャンを助ける。

食べるものもないホームレスの若者に、かつての自分を重ね合わせ、自分のクリスマスの体験談を語っていく。

ボブの為に薬物依存から抜け出すリハビリを頑張るジェームズ。
長期間辛い禁断症状と幻覚で苦しむ彼を、ボブはずっと寄り添って見守ってくれた。
そのおかげで、ついに薬物を断ち切ることが出来たと。


ボブと歌うストリートライブも話題を呼び、徐々にファンが集まるようになった。

コンビニのご主人、支援団体の女性、診察してくれた女医さん、ジェームズが助けた有名な料理家の女性、ライブを楽しみに来てくれるファン達、ビッグイシューを売る仲間達etc…

ボブをきっかけに様々な人との交流が生まれていく。

そんな時、動物福祉局に目をつけられ、生活能力がないホームレスのジェームズには猫を飼う資格がないと通告されてしまう。

ボブとジェームズは引き離されてしまうのか❓絶体絶命のピンチどうする❓

私は、近所のコンビニのご主人が1番印象に残った。
自身の経験から、ジェームズの辛い状況に寄り添ってくれる。
ジェームズを励ます例え話が、とても心に刺さった。

天国へ行ってしまったボブ。
たくさんの贈り物🎁をありがとう。
Kuni

Kuni