Ark

ボブという名の猫2 幸せのギフトのArkのレビュー・感想・評価

3.3
2024-52
前作からしばらく経ったクリスマス。作家になったジェームズは猫のボブと共に出版社のクリスマスパーティーに出席した帰りに、路上演奏の違反で警察に取り押さえられている若者ベンを助ける。人生に希望を持てないベンのために、ジェームズは自身が困難に直面していた過去のクリスマスの話をする。



色々と出来すぎているストーリーと演出なのでリアリティは皆無。

今からホントに夢のないことを言うので白けさせてしまうが、本音ではこう思った。理由がなんであれボブのことを思うなら手放したほうがいいんじゃないかな、と。そもそも過去のクリスマスでは職なしで自分の生活もままならないし、ボブが怪我しても動物病院に連れていけないし、朝から夜までボブを1人にする日もあるし、ボブのことを思うなら愛だけじゃダメだと思う。
でもそれを言ったら本作が成り立たなくなっちゃうもんね。

ジャンキーだった過去と決別して、新たに作家としてボブと人生を歩むジェームズが困難に直面した過去のクリスマス。どんなときでも助け合い、人との繋がり、真っ直ぐな気持ち、愛を忘れず乗り越えた苦しい時期があるから、今のジェームズがある。

なんか、クリスマスプレゼントをくれた人たちもボブがいなければジェームズにチップをあげないのにボブが居るとあげるってことは、ジェームズのファンじゃなくてボブのファンなんだよなって思ったり。上の話といいコレといい、とことん ひねくれてる自分が露になっただけだった(笑)やだな〜(笑)
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