このレビューはネタバレを含みます
ハワイアンズの新入社員向け社内紹介ムービー??????
水島精二と水島努を完全に混同していたので「作風違わね????」となった。
というわけでほぼ観たことのない女児向けアイドル系アニメ、ということになる。
水島曰く、お仕事系青春アニメとのことだがまさにその通りで、割と『SHIROBAKO』とか好きだった(そしてそっちは水島努だ!)ので普通に面白いとは思った。
しかし、完全に勘違いしていたとは言え、劇場映画にしてはあんまり動かなかったり、消化不良の感はある。ただ、これは元々初夏公開の予定だったとのことで、夏に観たらまた違うのかもしれない。つーか夏に観るべき。
困ったのが、姉の死は比喩でやった(なので月命日の場面が来るまでちょっとわかりにくい)のに、クライマックスの「ひまわり」は映像的な修辞に重ねて台詞でも説明する。謎のバランス感覚である。台詞いらないよ〜となってしまった。
あと大会場面の舞台は東京武道館かしら。なんか見覚えのある場所だ……とむしろそっちに目がいってしまった。
大会のコールアンドレスポンスは非常に良く、ランシエールの「解放された観客」を思わせる(こじつけか?)。しかし、初見の曲に完璧に合いの手を入れられるのはアイドル・オタクだえではなかろうか?