Netflixでリメイク版を観ようとしてやっぱりこっちを見とかないととu-nextでオリジナル版を観た。
覚えているのはルトガーハウワーの不気味な笑いとフライドポテトの指くらいだった。ヒッチハイクした車だけのワンシチュエーションだとばかり記憶していたが、警察に捕まったり女の子と逃げたりとずいぶん散らかった映画だった。
低予算のある意味カルトムービーの一種だと思うが、いつの間にかスニーカーが紺から白に変わってたり、自首すると言っといてフルスロットルでに逃げたりとツッコミどころも多い。
意味もわからず主人公に迫ってくるヒッチハイカーが不気味。
インターネットも携帯もない時代、人は今より生身で暮らしていた。
主人公の衣装が現代と何も変わらないのが面白い。
身分さえわからないヒッチャーは一体何者なのか。
彼は宇宙人なのか、それともファイトクラブと同じ？
ラストの後ろで動く姿に妻が悲鳴をあげたのも思い出した。
ほとんど内容などない映画なのに話題になるほどの映画になったのは訳のわからなさとルトガーハウワーの負うところが大きいだろう。
Netflixとデヴィッドフィンチャーの映画を見た次に俺を観たのは何かのお導きか。
