ロアー

エスター ファースト・キルのロアーのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「え〜そうだったの〜!?」という最後の驚きが大事だった前作。
その肝心な要素をこっちが既に知ってしまった上での続編なので、元々対して期待はしていなかったんだけど、案の定、可もなく不可もなくという印象の映画でした。

ストーリーに予想がついちゃってたのと、いろんなところで雑さが目立つというか・・・そもそもフェンシングシーンで明るいBGMが流れた瞬間「何このB級のテンプレ空気感!」と思っちゃって。いや、B級はB級で好きなんだけど、なんていうか使い古されたB級のお皿の上に載せられてたので、ちょっとしらけちゃった。ホントこれ撮り方次第だよ。監督のセンスって大事。

でも、そう思っちゃったのはプライベートも仕事も忙しかった時期に観たので、映画の気分じゃなかった私のモチベのせいかも知れない。約束してたから観に行ったけど、結局前作の復習も間に合わなかったし、とりあえず私の場合、やっぱりひとり映画の方が気楽で良いと再確認できた点は良かったです。

あと、日本ではあまり知られてないのに外国での知名度が高いと思われる日本人枠(今はカナダ国籍らしいけど)として、カナガワさんって割とよく観るお顔だと思うんですが、こんなに長く出番のあるカナガワさんを初めて観ました。長いと言いつつ今回もちょい役だったけどなんか嬉しい。

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・「これ、殺した筈の娘が帰ってきたとしたら困る状況だな〜」と最初の再会シーンで思ってて、ママのジョギングシーンでも「ここに死体隠したのかな?」と考えていたせいで全く驚きを得られなかった。この手の映画を見過ぎと言われた。
・こんなこと言いたくないけど、エスターは実年齢を晒した方が少なくとももっとお金持ちにはなれたよね。「SNS 少女たちの10日間」とかを観てても、合法ロリの需要って絶対高そうなクソな世の中だから。
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