2009年「エスター」の前日譚。(アマプラ見放題)
が、必ず前作を見てから今作の視聴をオススメします。 今作は前作のネタバレから始まるからです♪ 時間軸が過去作だからと、先に見ては前作の衝撃が味わえません・・・。
まず、エスターを演じる イザベル・ファーマン は前作では実年齢12~13歳。 が、それ以前の話を24~25歳に成ってから演じるのはかなり無理が・・。 だから正面から全身像が写るシーンがほとんどない。 身長差をごまかせないので、上半身アップがほとんど♪
まあそれは許せるとしても、状況描写の設定が "甘い" と感じるシーンが多々。 他者に残忍な行為を犯してしまう患者を厳重に監禁してない・扉ガラスに顔が写っているのに見逃し・親が○○シーンをぼぼ全身が分かる隙間から見られているのに気付かない・刑事の自宅にどうやって侵入したのか描写がない・使った果物ナイフを自ら、まな板に突き刺すようなユーザーはいない・・等々、細部に違和感。
拘る監督なら、上記シーンは全て修正可能だ。
物語は、異常人物 "エスター" の誕生から、恐ろしい行動を描写しているが、エスター以外に異常人物が登場するところが、やや見所。 そこそこ引き込むが、そのシーンも驚きよりも「エッ?」という疑問の方が強く、意外とあっさり描かれているので、前作の「衝撃のラスト」とは比較にならない・・。
まあ、退屈する作品ではないが無難にまとめているという位の及第点に。
↓アマプラ操作情報
アマプラサイトで今作を選択すると、「吹き替え版」が自動で始まり、「字幕版」を選択出来ないような、分かりにくいガイダンス。 が、"日本語"という表示部を、クリックすれば、"イングリッシュ"に変更可能。 "どちらかを選ぶ" という項目ではないので、サイト制作者の能力が乏しいと感じる。
他の方レビューで「吹き替え版しかなかった」を拝見してあえて記載しました。