まず、前作「エスター」が大好きです!
高校生の私にホラーの面白さを教えてくれたのはエスターでした!
ただ、悪役に対しての好きはエスターには
無いです。心酔はしていません!
ジョーカーともレックスルーサーとも
ハデス様とも、そこは違います!
敬意は示したいのでゆっくり参ります!
そんな私のレビュー(*´ー`*)
10歳役は正直、無理あったなぁ、、
顔の丸みくらいCGでも良かったのに派です。
ですが。大人になっているが故に。
子供として生きるしかないような
自分じゃどうにも出来ない生き地獄。
これがまざまざと分かる。
(私なら生きられないかも知れない。
あなたならどうですか?)
こう受け取ると、この続編はめちゃくちゃ良い。
エスターと同じ運命に合わないと、
そんな地獄は到底分からない。
湖に沈むあの瞬間まで、彼女には、
この生き方しかなかった。
愛してくれる人はいなかった。
自分を愛せなかっただろうな、、
リーナが幸せに過ごせる世界線を見たかった
と本末転倒な事まで思った。
そしてそう思っても決して叶わない。
それが、ホラー映画における
「エスター」最大のホラーな部分。
そして皮肉なんだよな。
決して、実は生きていた!って設定の
続編で無く、
前日譚である事で、
あの湖以上の未来は彼女には無い。
そんな現実を見せつける続編になっている。
ファーストキルを作った意味を、
私はそこに見出したい。
だから、見た人が忘れられない人物だし、
ある種、代表的なホラーキャラであって欲しいし、
誰よりも相応しいとも思う。
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エスターがどこがで生きてるかも、、、
ほら、あなたのご近所に、、、
「こんにちは、私エスター:) 」
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じゃん!!!画面真っ暗
って終わると、よくあるホラー映画なんですよね、、、
でも、そうじゃない。
エスターもリーナも居ない。
決してイかれたサイコじゃない。
どこか幸せを願ってしまう、、存在は無い彼女を忘れられない理由があるんだと納得出来た。
そしてそして、続編において、
エスターの正体。
これをどう扱うか。が最大のポイント。
正体は分かっている。そして知ってる展開が続くので、「だ、大丈夫、、?」と思った丁度のタイミングで、「そう来たか」
いやぁ、、、優秀な続編ではなかろうか。
立場が危ういエスターが見れたのはサプライズ。
もっと親子の悪巧み見たかったくらい。
残念だったのは、ファンムービー化してしまった点。
もっと強気で勝負して欲しかった。
1時間半の短時間で、観客が離れる前に終わらせたのがショック、、、
格別なんだから、、、大作出来たよ絶対!!もっとエスターもファンも信じて欲しかった、、!!!
最後にひと言、私は悔しいわ、、、、涙