エストニア、2007年。刑務所のような厳重警戒の精神病院から脱出したリーナのお話。前作の前日譚でどうやってエスターになったかの一部始終。
病院を脱出したリーナは、アメリカで行方不明となっている少女、エスター・オルブライトのニュースに目をつけ、エスターになりすますことを企む。4年ぶりに娘が戻ったオルブライト家だったが、父親のアレン以外はなんだかギクシャク。そこには、リーナもびっくりの秘密が隠されていた。
リーナ(=エスター)を演じるのは、前作に引き続きイザベル・フォーマン。25歳で10歳を演じるという、物理的に難しそうな設定。角度やボディダブルなどで、ほぼCGなしというけど…やっぱり前作よりかなり大人の顔よね…
でも、中身は31歳の女性の役なので変な納得感というか、しっくりきて、逆にこの物語の気持ち悪さみたいなのが強調されたんじゃないかな。
相変わらずのナイフで滅多刺しが炸裂してて、ファンを裏切ってない。サイコパスなエスターの成長過程を見られます。