なるほどこう来たかと思わせるとても意外な展開に心の中で手を叩いてしまった。
ラストはもはやある種のすがすがしさを感じる。
ストーリーにもう少し捻りが欲しかったところもあるし、彼女が流石に10歳には見えない気もしたが、エスターの前日譚としてサクッと楽しめた。
ネタバレ
前作では彼女の持つ性欲もクローズアップされていたが今回はどちらかというとエスターと"パパ"との心の繋がり的なものが描かれていたのはちょっと驚きだったかもしれない。あと、てっきり素性がバレたあとは"兄"との身体的関係になり彼を操るぐらいの歪んだ展開になるのかと思っていたが、意外にシンプル。
名家を守るための悪vs自由に生きるための悪、悪vs悪のストーリーは好きなので予想外の面白い展開となったが、名家側の悪は中途半端だったか。
しかしジュリア・スタイルズはなかなかハマり役だった。
