※ 2009年公開の
”エスター”から観ることを
スーパー強めに推奨します!
前作 "エスター" は
秀逸なサスペンスホラーなんですが
前日譚となる今作では
エスターの過去と秘密に迫りまくるので
先に観てしまわないようにご注意を。
イザベル・ファーマンが
14年前のエスターと同じ年頃のエスターを
14年後の今、もう一度演じ抜いたことで
制作発表から話題作でしたね。
同じ俳優が
同じ役を続編でやるのはよくありますけど
今年20歳を迎える
芦田愛菜&鈴木福コンビに
もう一度6歳児のテイでマルモリダンス踊って?
って頼むようなもんですもんね(笑)
それなのに
CGをほとんど使わずに
ありとあらゆる撮影手法を駆使して
あの頃のエスターを再現させた製作陣、
お見事!
ストーリーは
もっとシンプルになるかと思っていました。
ずるがしこいエスターが
天使のような言動で善人を惑わせるも
なにかの拍子にバレそうになるハラハラで
90分引っ張るのかなあと。
でも全然そんなことなかったです(笑)
エスターに関する秘密の部分部分を
エスターを取り巻く "善良" な人たちの何人かが
最初から知っていたり
気付いても黙っていたりして
その理由を知るのもおもしろかったですし。
エスターのあの
完ぺきでも完成されてもいない危うさが
今作でもしっかり生きていたので
”エスター” 好きとして観てよかったです。