2014年、デニー・バーンズ監督・脚本によるホラースリラー。
主人公コールは借金返済のため急遽、仲間を募って強盗を働くのですが、寄せ集めのチームで口論、諍いが絶えません。
折しも37℃を超える異常気象でホームレスさんらが精神錯乱、どういうわけか暑すぎてゾンビ化するという謎めいた設定。
コールさんたちも暑くてイライラ、皆さま体調も悪く、お互いに文句ばかり言い合い、挙句の果ては実力行使。
悪意に満ちた台詞のオンパレード、腑に落ちない発生原因による謎のゾンビが揃いもそろって無力で非力で、危機感を煽ることなく瞬殺されてゆく、実に清々しく禍々しい作品でございます。
一応、取って付けたようなオチが、最後に取って付けられておりまして、僕自身は「いえ、そういうの、結構ですけど」と感じてしまいました。
