徹底的に虚なる映画だ。車と女と銃があれば映画が撮れる、とゴダールは言ったが、まさにその言葉のように空っぽで気怠い空気に覆われている。
ある意味、浅野忠信がバイクで駆け抜けていくショットだけで成立する…
このレビューはネタバレを含みます
カフェの店主のおっさんぼこぼこにして、笑われてるとこが良かった。溜まってる暴力性を発露したい気持ちと、その滑稽さというか幼さのどっちも分かる。
若い頃の浅野忠信カッコいいし、虚無感と破壊衝動みたいな…
無機質な日本の風景のなかで繰り広げられる突飛なバイオレンスという青山真治監督らしい暴力映画、現代日本の何かを失った人間たちと世界を凝視するかのような田村正毅の映像(冒頭の空撮が素晴らしい)がアクショ…
>>続きを読むEUREKA→サッド ヴァケイション→Helplessと変な順番で見てしまったけど、北九州三部作の中では本作が一番好きだった。この毛量の浅野忠信が本当にかっこいい。ゆみちゃんの存在が大きいけど、北野…
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