今日本で通るかもしれない法律の話↓
2020年11月19日に種苗法改正案が衆議院を通過、26日に審議されるそう。
このドキュメンタリーは「種を守る会」の方達の強い思いの中きっと作られたはずだが、今後日本でどういう事が起こり得る可能性があるかを簡潔に、わりとフラットな目線で教えてくれる。
Vimeoで1000円でオンラインで見れます。1時間くらい。
国は農家の権利を守ると表向きは言っているけれど、どこが問題点かというと農家が登録品種の種を自家増殖できなくなるそうで、これは種のような生物に対して著作権のような物ができてしまうという事。
個人の農家はつぶれてしまい、大企業が独占する仕組みを作っていると言われている。
国は登録品種は1割くらいしかないので影響は少なく、むしろ開発者の権利を守ると言っているが、1割では決してないという情報も出てくる。
自家増殖できなくなると、今まで農家が何年もかけて品種改良して採取してきた種で栽培できなくなり、企業からその種を買わないといけなくなる。
そうなると、品種が同じであれどういう栽培法で作られたかがわからない種や遺伝子組み換えやゲノム編集による海外の種も今後出回る可能性があるという。
モンサント(現バイエル)のやり方のように種と農薬をセットで売られる可能性も。
日本の食の安全と、農家が危機にさらされている…
発展途上国ではすでにモンサントに支配されていて、インドの農家は借金まみれになり命を絶つ農民もいると聞いたことがあります。
日本の種子を守る会のHPでも内容は見れて署名もchange.orgでやってます。
コロナの心配だけしてる場合じゃない可能性大いにありです…