2020年4月6日
『ファイアー・ドッグ 消防犬デューイの大冒険』2006年制作
監督、トッド・ホランド。
『Firehouse Dog 』というタイトルの場合もある。同じ映画。
ハリウッドの高級住宅街に住むアイリッシュ・テリア犬の
レックスは、『ワンルド・スピード』という映画出演で
主役をするトップ俳優犬だ。
ある日、撮影中に飛行機から落下し、命は助かったが
迷子犬になってしまう。
レックスは廃墟の建物の中で火事に遭い、消防署長の
コナー(ブルース・グリーンウッド)に救出される。
コナーの息子のシェーン(ジョシュ・ハッチャーソン)が
飼い主を探しながら面倒を見ることになり、レックスの
首輪に付けてあった俳優名デューイをそのまま犬の
名前と思い、呼び名とする。
アイリッシュ・テリアの特徴を下敷きに、そのまま映画に
したようだ。
映画の中で、犬の競技スポーツであるアジリティ
(agility 機敏性・敏捷性の意味)という障害物競争を
やっていた。
ハンドラーと言う犬を指導する人間と犬がペアを組み、
ハンドラーが指示を出して、犬が一つ一つ順序通りに
障害をクリアしてタイムを計る競技だ。
テレビで世界大会を放映していたので観たことがあるが、
観ていると結構面白い💛 夢中になって観た。
それを映画ではシェーンとデューイが行うのだが、
火の輪くぐりもあることに驚いた。
私がみていた大会には火の輪くぐりはやっていなかった。
それよりも、いきなりシェーンとデューイがコンビを組んで
アジリティをやるのは無理だ、と思っていたら、なんと!
スイスイとデューイは行ってしまう。
身体能力が高い俳優犬で、もともと訓練をされての結果
だったんだと知った。
一つだけ、ムッとしたところ。
元の飼い主のところに戻ったデューイことレックスに、
元の飼い主がベッドにメスの犬を並べたが、その色!
ピンクに紫に青に染まったプードル・・・私は反対したい!
白いままのプードルの方がきれいじゃないですか!?
犬って、カラーの色の区別がつくのかしら??
「緑・黄色・オレンジはくすんだ黄色に見え、紫・青は
青っぽい色として識別され、赤色はグレーに見えると
いう研究結果。人間が赤と緑のきれいな景色に見えた
としても、犬にとっては赤も緑もほぼ同じくすんだ黄色に
見えているということ。犬の色の世界はモノトーンではなく、
黄色、青、グレーの色でなっている」
(この項、日本ペットシッターサービスのページより抜粋)
犬の視力は人間で言えば、0.3程度って言うよね。
この映画を観てアイリッシュ・テリアについて、よぉ~~~く
知ることができた💛
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アイリッシュ・テリア・・・
アイルランド南部のコーク州が原産のテリア犬。
体高は43~46cm。体重は11~12kg。
テリア種の中では大きい。
色は赤茶色→アイリッシュ・レッド・テリア
一般的にたれ耳。
ショータイプの者はブリッキングといって、全身の被毛を
間引くことで、太くゴワゴワした被毛に変化をする。
アナグマ・狐・イタチから家畜を守るために作成された種。
特徴: 小動物や他の犬に対する攻撃性がある。
動くものに敏感に反応し、追いかけようとする。
運動性は高い。非常に足が速い。ジャンプ力に優れる。
泳ぎも得意。訓練性能も非常に高い。
物おじしない性格。頑固な面もある。
自分で考えて行動しようとする傾向がある。
負の記憶力に非常に優れる。
命令通りにする為には、根気よく訓練の必要あり。
「命知らず」と言うほどに勇敢である。