レアリテ男爵

疾走のレアリテ男爵のネタバレレビュー・内容・結末

疾走(2005年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

語りの視点が、僕には絞りきれず、そもそもそんなコト気にしない方がいいのかもしれないが、だとしても、冒頭からしばらく挿入されている語りの沢山でてくる「オマエは、、、」の言い回しが、どうにも好きになれなくて、、だから多分原作は読まない方が無難、、、かな⁈ ^^;

加えて手越くんと韓さんの、幼い響きを惜しげもなく聴かせてくる喋り方までも、滑舌の悪さもあいまって、映画にハマってる僕にブンブンまとわりつく蚊のように、集中力を削がれそうになる、、(・_・;

それでもいくつかの魅力的だったり惹き込まれるキャストもいるから、そうしたキャスト達との場面では、まだ安心して観られる。

なんだろなぁ〜、あまりにも感情がみえないと、せっかくの衝撃的シーンでのビンビン伝わってくる感じが、僕には薄くて、もったいないなぁ〜とも感じた。

ハマとオキの日本特有の部落差別にも似たネットリ感とか、いかにも学校の先生だなぁとゲンナリしそうな平泉成さんとか、教会が似合い過ぎる豊川悦司さんとか、カタギの世界じゃない面々のラリってる演技とか、好きだったし、神父の過去の話も綺麗事じゃない話で気に入ったし、、まじほんま、もったいないなぁ〜と。。

ラストらへんの、神父語りの部分も、なんであんたがそんなコト、どこで誰に聞いたの⁈みたいな気持ちも入り混じり、さらに、なんともあっけなく死んだ主人公に、聴こえるか⁈ なんて、オーバーにカッコいい感じの伝え方する程のヒトコマかい⁈ ^^;

う〜ん、原作まじ当分読まん方が良さそうだ、、、😅

言わずもがな、この作品には、ガチの疾走と、生き様としての疾走感が、強調されている!

、、、まずはガチの疾走に関しては、走り方(フォーム)もうちょいなんとかならんの、お2人さん、て、陸上やってた僕は思うよ。

、、、続いて生き様の疾走感だが、両親にそんなに評価されず、兄貴にも暴力をたまに受け、赤犬呼ばわりのあたりは流石に同情した、、、がその後のコトは全て本人の選択に次ぐ選択で、ゴロゴロと落ちていく石のようで、疾走感とは、僕は感じれんかった。。それもこれも若い男女に共鳴しなさ過ぎの僕のせいかもしれない。
、、、すんまへんなぁ〜、、、。