バナバナ

疾走のバナバナのレビュー・感想・評価

疾走(2005年製作の映画)
3.2
タイトルは『疾走』だけど、マスク着けっぱなしで走った様な息苦しさ。救いの無い話でした。

このかわいい男の子は誰?と思ったら、髪を染める前の手越祐也くんじゃあーりませんか!
しかしこの頃の手越君といい、柄本佑といい、棒読みだなw。

恵利役の韓英恵ちゃんは、私は原作を読んでないけど
「人を信じたら裏切られるよ」という台詞を10代の子が吐いても浮かない、恐らくイメージぴったりの子なのだろうと思った。

茜役の中谷美紀は、この時まだ『嫌われ松子の一生』を撮る前の29歳なのだが、貫禄の演技。彼女は20代から変幻自在だったのね。

神父自身がアレだったので「人は間違いを犯すもの」「間違えても歩き続かなければならない」というのは分かるが、それだったらここまでになる前にシュウジにも手を差し伸べてよ、と思ってしまったわ。
それに、シュウイチが還ってきたらどうなるんだろうね。
根本的に、反省していてこそ、の話だと思うけどね。
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