Saku

疾走のSakuのレビュー・感想・評価

疾走(2005年製作の映画)
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最初にみた衝撃が忘れず、
10年振りくらいに2度目の鑑賞。

やっぱり、とにかく、とにかく、
辛いお話でした。

のどかな田園風景が広がるシーンとは裏腹に、

初めて見たのは、確か大学生の頃だったかなあ。SABU監督の名前も知らず、何となく手に取ってみたら、あれよあれよと衝撃シーンの連続。

ヤクザ、宗教、いじめ、犯罪

これらが重なり合って生きづらい世の中になってしまっているリクとハマ。

この社会構造というか世界観の演出はすごいなあって思いました。

シュウジとエリ。
結局、懸命に生きようとした側が命を絶やしてしまう。
疾走したいほどの締め付けられた空間で人生を送り、多分シュウジ達にとって走るってことは、生きてる実感そのモノだったはず。
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