りょーこ

ウクライナ・クライシスのりょーこのレビュー・感想・評価

ウクライナ・クライシス(2019年製作の映画)
3.5
2014年。
ロシアがウクライナ半島に侵攻した史実の映画化。

しかもまだ終わってはいない。
ウクライナ側の死者は4100人以上だという。

"人道回廊"を通っていた時にまで攻撃を受け、そこでは59人が死亡。

こんなにも犠牲者が出たというのに、戦争認定すらされていないとか。

大まかな歴史は知っていたけれど、こんなにも凄惨だったなんて。
ウクライナの兵士たちは、ほとんどが戦争経験の無い義勇軍だったそうです。

だがしかし、どちらも似たような難解言語だし馴染みがないので、今どちら側を観ているのかいまいち分からず……

なんなら名前なのか地名なのかすら分からない(泣)

でも巻き込まれた一般人たちは、自国から砲撃を受けたりもしていたし、戦争時はどっちがどっちなんて分からないよな。

映画としては、薬莢も出ていたし戦車もあり、砲撃なども物凄い迫力で恐怖を感じました。

冒頭から死体があちこちに散らばり、これが数年前なのか…と驚かずにはいられない。

全く人間は、いつになったら戦争が無意味だと知るのでしょうね。
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