風来坊

ハード・キルの風来坊のレビュー・感想・評価

ハード・キル(2020年製作の映画)
1.5
世界の秩序を崩壊させかねない量子AIを巡って、テロを画策する犯罪組織と傭兵部隊との戦いを描くB級アクション。

廃墟で少数で敵の部隊を迎え撃つという低予算のお決まりの強引な設定。
それがハマれば良いけどスゴく強引に映ってしまっていますね…。
ブルース・ウィリスさんはお決まりの脇役ポジション。

この監督さんは味をしめたのかブルースさんを客寄せに使うのが好きですね。ブルースさんのギャラを制作費に回せばもっとまともな作品になったのではないかと思いますが…。

とにかくこの作品は物語に整合性が無くグダグダで締まりがありません…。
どれだけ量子AIが危険な物かも説明不足で伝わって来ませんし、主人公とテロリストのボスとは因縁があるようですがこれも説明不足で…。

わざわざ廃墟で罠を張る理由も、それにのこのこ応じるテロリストとツッコミどころが多すぎます。
女優陣に華が無く残念…。こうなると頼みの綱はアクションシーンになるのですが、これもムダに撃ちまくっているだけで面白味に欠けます。
まあ…とにかく面白くなかったです…。

まとめの一言
「B級の良さもない」
風来坊

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