「ダッシュ 待て!」
……どっちだよと思ったら、ダッシュは人の名前だった。
そんなことはどうでもいいんだけど、本作は定番となったブルース・ウィリスの名前貸し映画。最後においしいところを持っていくけど、基本的にほとんど出てきません。まあ、彼の病気を知ってから考えると、これくらいの出演しかできない状態だったのかもしれないけど。
内容は、とりあえず世界情勢を根本からひっくり返すほどのAIシステムが開発されて、それを狙うテロリストと特殊部隊が、なぜか電力は普通に生きてる廃工場を舞台にドンパチするアクションものとなってます。
なんで部隊が廃工場なのかの説明は割愛しますが、まー強引な展開で廃工場までもっていく。とにかく、何が何でも廃工場でのガンアクションを撮りたかったのかもね監督は。
それにしても登場人物みんな行動がおかしい。そこでそんなことする? 何がしたいの? みたいなシーンばかり。
そして後半、テロリスト側に急に女性の新キャラ登場。なぜここで?
ラストはお決まりの主人公とラスボスとの肉弾戦。さっきまでバンバン銃撃ってたのに殴り合う。
なんだかずっと筋道が立ってなかったと言うかなんと言うか。これは脚本がなってないですな。