老大工のマリオと栗を売る女マルタ。世界から見放されたような村で繰り広げられるものがたり。のんびりしていながら錯綜した時系列と絵画の様な美しい映像と不思議なユーモア。その独自性に一瞬で引き込まれた。初…
>>続きを読む舞い落ちた枯葉が朽ちていくように、静かにひっそりと形を失っていく村。
そこに残された人々の生と死を、夢と現実の間をたゆたうように紡がれる物語。
ポスターや予告の雰囲気から、自分が好きなタイプの…
Zgodbe iz kostanjevih gozdov
/ Stories from the Chestnut Woods
ほぼイタリア語? 絵のバージョンのポスターが好き。
渡る大洋。
シネヌー…
死にゆくマリオの夢のお話だったのだろうか。マルタとの遭遇は本当に現実だったのだろうか。妻への罪悪感がもたらした幻影だったんじゃなかろうか。マルタの夫はなぜオーストリアに留まっていたのだろう。だったら…
>>続きを読む昨年観れず悔しい思いをしていたので劇場で観れて嬉しい!
静かでしっとりした、良い映画初めになりました。
WWⅡ後のユーゴスラヴィアと聞いて『アンダーグラウンド』が脳裏を過ぎる。本作はそんな旧ユーゴ…
映! 像! 美!
「オオカミの家」を見に行ったときに出会ったポスターと予告編の、あまりの美しさにフラフラ導かれて鑑賞。普段なかなか会えない友人とデートもできて良かったな。
棺桶職人の老人と栗拾い…
このレビューはネタバレを含みます
《朽ちてく時間に閉じ込められた者は死者と遭遇する夢を見る》
このタイトルからは想像もつかない謎のクラクラ感といい、忘れられない観念的ビジュアルでもって難解げな過去と現在の同化をいとも簡潔に体験させ…
冬の始まりを知らせる天使の調べを肺いっぱいに吸い込み、吐いた黄金の溜息は優しく川の水面を撫でる。
この寓話の中で、私は何役を買って出ようか。儚げな少女となって菩提樹の花弁の押し花で切手を作り、棺桶職…
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