漫画「マイホームヒーロー」が好きなので、それに似た設定で惹かれました。
「しくじり先生」MCをしてるオードリー若林さんが「しくじり先生たちはみんな昔からずーっとしくじっていて、それがある日一つの出来事として表に現れてきてしまう」みたいなことを言っていて、それがこの映画を見終わった後頭に浮かんできました。
加害者少年家族も、父親は家庭のことに無関心だし、母親は息子を甘やかすし偽造の証拠品とか普通に使うし、息子は息子で言わずもがなだし。そういったしくじりが今回の事件で明るみになって、最後にはやりすぎなくらいの報いを受けることになってすっきりはしました。
あと、あの終わってる警官が嫌いすぎる。あいつはなんなんだ。暴行専門デカ？
平凡だけど幸せな暮らしをしている家族が、あんな終わってる奴らに人生狂わされるのがむかつきすぎる。今回はお父さんが頭の切れるいい男だったから、歪な形ではあるけど加害者家族たちに報いを受けさせることができたけど、もしそうじゃなかったらもしかしたら泣き寝入りするばかりだったかもしれない。
自分で自分の身を守る！ってことはある意味でいいことなのかもしれないけど、そうしなくても危険に晒されることのない、罪は真っ当に裁かれる社会であってくれよ頼むから、と思いました。
