ベストセラーが原作ということですごく期待して見てしまった。歌とダンスがないインド映画を初めて見たかもしれない。
けっこう重苦しい映画。っていうか難しい。
インドでは光と闇で生きる2種類の人間がいる…
カースト制度の下層から主人公が這い上がっていく物語。
カースト制度と聞くと「昔の話?」と思ってた。けれど今でも色濃く残ってることが映画を通して理解できた。
インド社会の闇、インド人の中に残る意識…
与えられた場所で生を全うすることを世代を超えて当然のものとして受け入れてきたから、ここまでしないと檻から出られない社会なのだとしたら、それはやはり外から見るとあるべき姿ではないように思えてしまう。
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「これは貧困層の人間だった僕がどうやって抜け出したかって話さ…」と語るのはどう見ても貧困層の人間に見えない小綺麗な男バルラム👨🦰インドに住む人間は富裕層と貧困層の2つのカーストに分かれてるんです…
>>続きを読む貧困層の家庭で育った主人公が富豪層の家庭で運転手を始める物語で主人公の兄や父親が歩んで行く人生や裕福家庭の息子たちが歩んで行く人生が語られている様を踏まえると格差社会において貧困層から抜け出せる機会…
>>続きを読む"光の国で生まれたら善人でいられるが
檻の中で生まれたら、そうはいかない"
運転手が成り上がる話
なんか出来すぎてる感じもするし、これで幸せになれたのか疑問が残るけど、
ここまでしないと"檻"か…