点心

ザ・ホワイトタイガーの点心のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

 踊らないインド映画…。と思ったらアメリカ製作。

 こないだ『トイレから見たインド』を読んだところなので、民主主義より下水道を先にすると言ったバルラムの主張もわかる…。

 学校1の秀才だったバルラム。

 殺人について「インド人だいたい似たような顔だから」ていうのはそんなことないでしょ!? と思うけど、賄賂で逃げ切るのはあるかも…と思う。(前述の本によるとカースト上位が加害者、下位の子どもが被害者のヘイトクライムがあって、カースト上位の犯人が逮捕されても、下位の家族は復讐に怯えながら暮らしてるらしいので…)

 カーストが本当にほとんどの人になじみすぎて、アメリカ帰りの人でもないとカースト制度に疑問を投げかけない。しかもその人たちですら、だんだん使用人の扱いに慣れていく。

 最後の「逆転」した後ろに控える従業員たちは鶏の檻に入っている…。
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