このレビューはネタバレを含みます
踊らないインド映画…。と思ったらアメリカ製作。
こないだ『トイレから見たインド』を読んだところなので、民主主義より下水道を先にすると言ったバルラムの主張もわかる…。
学校1の秀才だったバルラム。
殺人について「インド人だいたい似たような顔だから」ていうのはそんなことないでしょ!? と思うけど、賄賂で逃げ切るのはあるかも…と思う。(前述の本によるとカースト上位が加害者、下位の子どもが被害者のヘイトクライムがあって、カースト上位の犯人が逮捕されても、下位の家族は復讐に怯えながら暮らしてるらしいので…)
カーストが本当にほとんどの人になじみすぎて、アメリカ帰りの人でもないとカースト制度に疑問を投げかけない。しかもその人たちですら、だんだん使用人の扱いに慣れていく。
最後の「逆転」した後ろに控える従業員たちは鶏の檻に入っている…。