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ドント・テル~秘密を話したら最後/誰にも言うなのshiRokuRoシネマーズのレビュー・感想・評価

3.7
キャロル(母)と17歳のマット(兄)、ジョーイ(弟)の兄弟が一緒に暮らしている。母の治療費を稼ごうとマットとジョーイは空き巣を狙い盗み入るがそこに警備員と遭遇してしまう...。慌てて2人は林の中へ逃げ込むが警備員が穴に落ちてしまうが...。


✰評価はともかくハマる人にはとことんハマる!?


個人的にストーリーがかなり好きな作品でした。(ハマればハマる作品かもしれませんね)
また、鑑賞してよかったなと感じられた作品でした。
もの静かな雰囲気でアップダウン激しい演出がほとんどなく、一定に進んでいくストーリーに緊迫感や緊張感が漂いました。(ここがストーリーを長く感じたり飽きたりする要素にもなりそうです)
ビジュアル通り、今作はアングルがものすごく印象に残る。(koko up2)


「誰にも言うな」という邦題なんか好きです。言えない状況がより加速する二転三転に予想が余計につかなくなっていく...。

とにかく、序盤からもう気になって気になって仕方なかったです 笑
家族や兄弟、警備員の人間性がとても絡み合い深くハマっていく...。その出会いから状況が一変していく心理がたまらない!

家庭を守るマット(兄)と心優しいジョーイ(弟)の深い気持ちがあるからこそ、このした状況にもなり得る。また、警備員はどうなるのか...。しかし中盤、ある衝撃の事実を知ってしまうことに...!?(ここのシーンで「あーそういう事だったんだ!!」と、ビックリしました)

本当の正義はなんなのか、悪は時として正義となるのか。善人でも時として悪に見えたり、悪い行いをしているのも関わらずなぜか優しく見えたりと...。(もう哲学だね、人間の心理って不思議です)

終盤では、マットの重い責任感とジョーイの心広い2人の...シーンに少し感動しちゃう!?更に、予想もつかない「小さな衝撃な展開」に唖然するかも...。




『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『シャザム!』のジャック・ディラン・グレイザー、『ダンケルク』『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』のフィン・ホワイトヘッド主演。
『恋は負けない』のミーナ・スヴァーリ、『MEG ザ・モンスター』のレイン・ウィルソン、ほか共演です。キャストさんもいい役でした。終盤にかけかなり過激な演技でより俳優さんに魅了されました!

あまり怖くないホラーが好き、人間ドラマ、心理系、マイナー作品が好き、作品に迷っている等気になれば、評価を気にせず作品を堪能してみてね。




【評価】☆=1★=0.5
ストーリー ▷☆☆☆★
アイデア ▷☆☆☆
おすすめ ▷☆☆☆
※第三者の評価とは異なります。個人差もあるので参考程度にお願いします。
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