本日の一本。ネトフリ駆け込みシリーズ。
「バービー」と「オッペンハイマー」の誰得コラボがX（twitter）を賑わす昨今の情勢。日本人は眉間にシワが出来るような話だが本場アメリカの核兵器に対する世間の捉え方というか、ノーテンキだなぁと思うことも。そりゃ原爆の悲惨さを物語る映画なんてそうはないしねぇ。
そんなことはさておき、本作は古き良き昔ながらの大雑把ハリウッドを存分に楽しめる一本である。評価そのものは高くならないが、好きな人は好きというニッチさを楽しむことが出来るのではないだろうか。
折角ハリウッドを代表するといってもいい豪華メンバーでこういうアホな映画やってくれるのだから細かいことは抜きにして楽しまなければ損をするというもの。特徴のない音楽はだれがやってるのかと思えばまさかのハンス・ジマー。全然気づかない。
ドリームワークスの駆け出し的映画でこういうハリウッドライズ映画会社なのかなと思っていたところに「プライベート・ライアン」な訳でハリウッド映画あるあるを具現化したような、黒毛和牛ハンバーガーみたいな映画か。コレはこれで勿論アリだが、そこまでの映画なので積極的にはオススメし辛い、なんとも微妙な一本であった。（ただし、敵テロリストの犯行声明のソレは現代版「ルーズベルトに与える書」とも言うべきでここは思うところもある。ドリームワークスが後に「硫黄島からの手紙」を作ることになるのだからなおさらだ）
