2021/4/12 鑑賞。
シネ・リーブル梅田にて鑑賞。
マット・フューリーは自身の姿を漫画にした「ボーイズ・クラブ」を描きカルト的な人気を得ていた。
その主人公のカエルのペペが発するセリフ「気持ちイイぜ❗」がSNSなどに使われ出すがマットは気にも止めなかった。
やがてペペのイラストが匿名掲示板「4chan」にミームとして使われ出しネオナチや右翼団体に使われヘイトシンボルとされてしまう。
アメリカ大統領選でのトランプ氏が「自分はペペだ❗」と叫んだ事から「4chan」ユーザー達はトランプを支持してマットの思惑とは違う方面に進み手に負えない状況になっていた・・・。
まず、この作品のジャンルですがコメディではありません❗
ドキュメントです。
コメディとして楽しみにしていた作品ですがアメリカの裏の姿、SNSの怖さ、著作権、選挙に対する我々の姿勢etc. 色々な事を考えさせられます。
マットが小学生から描いていたペペが世間から悪者扱いにされてペペのグッズを作成してもヘイトシンボルとして登録されてるので売る事も出来ない・・・。
正に負のスバイラルに飲み込まれて痛たましい気持ちになります。
「面白い」という感想ではありませんが「勉強」という意味では観るべき作品だと思わされました。
2021/12/30 DVD購入。