YasuhitoArai

グッド・フェアリーのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

グッド・フェアリー(1935年製作の映画)
4.2
ウィリアム・ワイラー監督作品。
脚本:プレストン・スタージェス。製作:カール・レムリ・Jr.。
孤児院を出て映画館で働くことになったルイーザは、偶然知り合ったホテルの給仕にパーティに誘われ、そこで富豪に口説かれたので思わず人妻であると嘘をつくが・・・という話。

嘘により関係性がちぐはぐになり、そのちぐはぐとべしゃりで笑いを取ってた。けっこう笑った。頭がお花畑なヒロインにより、男たちの関係がかなりぐちゃぐちゃになってた。

レジナルド・オーウェン演じる給仕のキャラが一番笑いを取ってた。富豪を演じるフランク・モーガンが演技が上手いのもあって、ヒロインへの口説きぶりがウザイ。髭を剃った後のハーバート・マーシャルのナイスダンディ感がかっこいい。

最初の孤児院の映し方やパーティ会場の映し方が上手い。べしゃり芸が中心の映画だけど、ところどころ撮影でも楽しめた。
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