ウィリアム・ワイラー監督作品。
脚本:プレストン・スタージェス。製作:カール・レムリ・Jr.。
孤児院を出て映画館で働くことになったルイーザは、偶然知り合ったホテルの給仕にパーティに誘われ、そこで富豪に口説かれたので思わず人妻であると嘘をつくが・・・という話。
嘘により関係性がちぐはぐになり、そのちぐはぐとべしゃりで笑いを取ってた。けっこう笑った。頭がお花畑なヒロインにより、男たちの関係がかなりぐちゃぐちゃになってた。
レジナルド・オーウェン演じる給仕のキャラが一番笑いを取ってた。富豪を演じるフランク・モーガンが演技が上手いのもあって、ヒロインへの口説きぶりがウザイ。髭を剃った後のハーバート・マーシャルのナイスダンディ感がかっこいい。
最初の孤児院の映し方やパーティ会場の映し方が上手い。べしゃり芸が中心の映画だけど、ところどころ撮影でも楽しめた。