奇妙な映画だった。
みんな不器用な人間だと思った。相手の顔色を見て自分のどの部分を出すのかを決めてる。だけど自分の感情を上手く発散できないから居心地が良かったはずの場所が1番自分を苦しめる場所にもなり得る。
私にはマリが出て行った理由もマリが出て行こうと決意した理由もはっきりは分からないけど、はっきりと描かなかったからこそ見る人によって切り取り方が違って彼女たちを通して見える世界が変わるんだろうなと思った。
1人の人間が居なくなっても時間は進むし世界は変わらない。たとえそれがどんなに大切な人でこんな現実が信じられなくてもいつかは慣れる。そんな現実の中でマリは自分のことを忘れて欲しかったの忘れて欲しくなかったのか、忘れたかったのか
一回だけじゃ足りないや