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ブレット・トレインのAPACHEのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.6
【ブレッド・トレイン】感想

イオンシネマ鈴鹿で鑑賞🎞

いつも事件に巻き込まれてしまう世界一運の悪い殺し屋レディバグ。そんな彼が請けた新たなミッションは、東京発の超高速列車でブリーフケースを盗んで次の駅で降りるという簡単な仕事のはずだった。盗みは成功したものの、身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われ、降りるタイミングを完全に見失ってしまう。列車はレディバグを乗せたまま、世界最大の犯罪組織のボス、ホワイト・デスが待ち受ける終着点・京都へ向かって加速していく。

伊坂幸太郎による殺し屋シリーズ【マリアビートル】をハリウッド映画化したクライムアクション。

予告で見て思っていた内容と違ったけど、最初から最後までアクションとコメディが上手いバランスで散りばめられていて、最後の最後までしっかりと伏線回収がありの高速アクション電車道。

ただ、アクションが多いのは良い所なのに全体のストーリー内容がざっくりしすぎて伊坂幸太郎ファンに怒られるんじゃないかなくらい観てい展開が読めてしまった...。B級映画感が良くも悪くもって感じかなぁ。

個性豊かなキャラクター満載なんだけど、扱いが結構雑だったんで、個々をもっと大事に描いて欲しかったかなぁ。でも役者が豪華で演技もみんな上手。ブラピは完全にとばっちり食らった立場で嫌々立ち回る表情表現が巧くて伝わりやすい演技だったし、めちゃくちゃかっこ良かった刀遣いが映える長老役の真田広之の剣捌き‼︎
イギリス人殺し屋オレンジとレモンのレモンが、きかんしゃトーマスの大ファン(笑)

コロナ禍で日本ロケができず、おおよその日本という国をイメージして作っている映像が世界が見ているニッポンってこんな風なんだと思った。
だから、実際の日本との差は目をつむって観ましょう(笑)

あと、劇中のBGMの選曲がオモシロい‼︎
流すタイミングがぶっ飛びとんでいて、とんでもないところで坂本九が流れたわ(笑)

日本風アイテム散りばめたハチャメチャ映画でした。
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