パルパティーン

ブレット・トレインのパルパティーンのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
4.5
やっとこの映画を見てきた。IMAXで鑑賞してきた。この映画はIMAXで見るべきであると感じた。原作は見たことがない。

もう登場人物が豪華で、画面にブラピと真田さんがいるだけで見にいく価値がある。そこにジョーイキングも出ているとなるともう最高である。

新幹線内で殺し屋がたくさん集まりお互いを殺し合う殺し屋たちがあの手この手を使っていくのだが、ブラピ以外は自分の得意な武器を使っていくのだが、ブラピことレディバグはロッカーに銃を置いてきたのでそこにあるものを使って難を乗り越えていくのだが、もう見ててジョンウィックだった。

一個一個の戦いが濃密で濃くて満足感のある戦いがいくつもあるので興奮が収まらない。様々な伏線も散りばめられていて、回収されるときは個人的に盛り上がった。アクションもいいが、笑えるところもたくさんあり、バランスがとても良く見てて楽しかった。

とあるシーンでジョーイキングの後ろ姿を捉えるシーンがあり、スタイルのいい後ろ姿を大画面で拝めることができて、ここまでやるんかいと思ってしまった。

度々出てくるブラピの日本語が可愛い。お辞儀をしながら「どうもありがとう」と言っていて、日本人はお辞儀をすんじゃないのと疑問を持つところも可愛かった。

真田さんの演技と剣捌きが見ててかっこいいし、1つ1つのセリフに説得力がある。足を怪我していて不自由なのにも関わらず強すぎる。プリンスのいかにも悪党じゃないですよ感の演技が見てて面白かった。それに引っかかる大人たちも面白い。レモンは人間性の部分を機関車トーマスで勉強したと言っていて、すごいなと思う部分もあれば笑えるところもあり、そしてしっくりくる。

最後のホワイトデスを倒すためにみんなで協力するところが1番の盛り上がりである。そんな中でもやはりレディバグはジョンウィックをやっていた。ホワイトデスのリボルバーを腕で回転させるところが1番好きである。なんせかっこいい。自分もやってみたいと思った。

アクション完璧でところどころにお笑いの要素が詰まっていて大満足だった。細かいことを言えばツッコミどころはたくさんあるが、映像美は良かったと思う。海外から見ての日本のイメージが強く反映されていた。色鮮やかすぎて少し笑ってしまったけど。今期のベスト10に入る映画である。色々考えて見るのもいいけど、純粋に楽しむこともいいなと再確認できた映画でもあった。


2022年38本目