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ブレット・トレインのnamのネタバレレビュー・内容・結末

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2時間半の長さも気にならんくらい
ダレるところなくデビッド・リーチ監督らしい勢いのある繋ぎと
やはり原作あっての面白さはある。

しかし。
ここで言うことでもないけど
前からアメリカのドラマやら映画は
日本人に向けてないというか
観られなくていいと思ってるのか
日本語下手くそで日本と中国のイメージごちゃごちゃしすぎやし
欧米人は字幕で見るからいいかもけど。
なんて言ってるかわからんくらいの日本語とか間違った日本語とか、ほんとにどうにかならんか?と、強く思っていて

今回は特に原作が日本だし、日本人が喜んで観ることもう少し考えてほしかった。

マシ・オカや真田広之はそういう、自分の役にだけでもそのへん意見出来んもんなの?
ファーストクラスてなんなん?笑

そういう意味ではTHE BOYSでは喋らないキミコ役の福原かれんちゃんが喋って演技してるだけでも嬉しいけど、日本人っぽく馴染んでた。思ったよりチョイ役やったからまだ見たかったけど。

ビジュアル的に金髪の乗務員?
中国か台湾かどこのイメージなんってゆう素敵ネオンとか
日本のアニメ=オリンピックキャラ的なそれとか
そのへんのビジュアルイメージは
アメリカ人というかデビッド・リーチ監督の思う日本世界ということで、
エンタメとして興味深く受け入れて観れたけど。
実際OPのどCGネオントーキョーも
ジャパニーズキャッスルキョートも
情緒は置いといてカッコイイ仕上がり。

そもそも小説をこうもコメディ映画にする発想はおもろい。
なるほど、小説ではごまけるところ会話とかどデカい声で喋りやがって
血まみれでも気にしないというか、
ほんとコメディ。
注意するおばさんは日本人であってほしかったけども。

ただ「ブレット・トレイン」言いたいだけの日本って使い方やった。空想日本。
ふつーに日本で映画化するか
ただの電車でハリウッド映画化すれば
上記違和感やら日本人としては期待より下がるみたいな部分ないのだろうけど
なかなか斬新というか、伊坂幸太郎の殺し屋シリーズの世界を映像にするには
意外とこれが正解だったのかもしれない。
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