いつまで経っても海外から見た日本のイメージは、
奇抜な髪型、ネオンな雰囲気、アニメ一色の趣味文化で止まってるんだろうなって
定期的に日本を扱った洋画を見て感じる。
しかし、この映画に関しては、
コメディ全振りの破茶滅茶ドタバタ
七転八倒ピタゴラスイッチハイテンポ
アクションムービーであり、
ただ日本かっけぇていう海外から見た
日本へのある種厨二病的憧れと
リスペクトを感じた。
かと言って、ディテールもっとこだわろうぜって（せめて片言日本語是正するとか）
皮肉屋の自分は思ってしまうが。
いつまで刀使うねん、我々は。
ヤクザ好きやな外国人は。
いくら席買い取ったとはいえ、駅に人居な過ぎるやろ、どうやって改札通ったんや
等等
日本人としてこの映画を観たら、
違和感がノイズになり、ちょいちょい集中が途切れると思うが、
そのノイズをミュートモードにして観ると、
痛快なハイテンポととにかく映えるアクション。
しっかりとまとまる起承転転転々結ぐらいの
細かいこと考えず、キャラの個性や
ストーリーラインで楽しんでくれって
スタンスや演出はすごく好きだった。
